【自治体の貯金 財政調整基金の効果的な使い方】


コロナ前と今の小平市の貯金額(財政調整基金額)は

令和元年6月 約21億7739万円 コロナ前
令和3年5月 約21億5993万円 コロナ禍

1746万円減。

-0.8%です。

財政調整基金とは、年度によって生じる財源の不均衡を調整するために、財源に余裕がある年度に積み立てておくもので、地方公共団体の貯金のことです。本来、地方公共団体は、経済不況等による大幅な税収減によって収入が不足したり、災害の発生による多額の経費の支出が必要になるなどの不測の事態に備え、財政調整基金を積み立てています。


東京都新聞の記事を読むと、「都道府県の財政担当者に、決算に基づく19年度末残高と、現時点の20年度末の残高見込みを聞いた。総額は約1兆9642億円から約1兆2501億円となり、約36%の約7141億円が取り崩されていた。」とあります。

翻って、小平市の財政調整基金は…と言うと

令和元年6月 21億7739万円 

コロナ前令和3年5月 21億5993万円 

コロナ禍1746万円減。-0.8%。


平時でも小平市は後進市で地域の課題解決に非常に後ろ向きな自治体ですが、今こそ財政調整基金を使うタイミングです。これまでコロナ対策は国と、東京都との支援が漏れた市民等を救うと言う答弁が議会でも、繰り返されていました。

そろそろ、コロナ禍の中での新しい環境をづくりにも先行投資をするべきだと思います。


具体的には
①新しい経済のプレイヤーを加えること コロナ禍で利益を上げている、もしくは今後伸びる事業会社の誘致育成

②市内での副業、テレワークなど雇用を生むこと。働く人がお金を回せる小平の経済を巡回させること。

公共の資金だけに頼らない新しい経済のかたちをつくる環境整備が求められているのではないでしょうか。貯金の有効な使い方。是非意見交換させてください。

東京新聞https://www.tokyo-np.co.jp/article/107590