2023/07/25

移動の自由を考える 三鷹・立川線立体化複々線促進協議会と多摩地域都市モノレール等建設促進協議会の合同総会より

【移動の自由を考える 三鷹・立川線立体化複々線促進協議会と多摩地域都市モノレール等建設促進協議会の合同総会より】

東京の多摩地域の課題の一つが交通インフラの整備です。

そのためこの会には関連する市長・議長や選出議員が出席をします。
平成22年に三鷹~立川間中央線の立体化が完了し、18か所の踏切が徐却で踏切事故の解消などはありましたが、東京都区部と比較していわゆる三多摩格差をなくすことが悲願であります。

他方、憲法は、22条に国内外への移動の自由を保障している。
憲法22条の『移動の自由』です。
移動には、旅行は勿論の事通勤や通学を含む日常生活における外出も、当然に含まれる。
但し、この移動の自由も絶対的なものではなく、「公共の福祉に反しない限り」という制約があり、最高裁判所は、規制措置は重要な公共の利益のために必要かつ合理的でなくてはならないとしています。会の中で車椅子で参列をされておられた来賓の方が「移動の自由」についてその重要性をお話しされておられました。

コロナ禍で移動の自由が制限され、デジタルによって移動しなくともオンラインなどでミーティングもできるようになりその議論も聞かれたところですが、身体そのものの移動の自由を最大化するには単純なインフラの質だけではなくて、バリアフリーなどの質についても議論を進めていく必要があります。

当日、先に国土交通大臣政務官を務めておられた朝日健太郎参議院議員とも久々にお会いすることができ意見交換をすることができました。