公園パワー

公園パワーをあげよう、Park-PFI事業によって大幅リニューアル、新しい名古屋の顔となった「Hisaya-odori Park(ヒサヤオオドオリパーク)」
従来は鬱蒼とした雑木林が広がっていた公園で、訪れる人もまばらで、どこか暗い印象があったようですが、民間活用であるパークPFIの手法を用いたリニューアルによって、広々とした芝生広場やおしゃれな商業施設が並び、明るく開放的な雰囲気になっています。

小平市でも、大きな公園の開発が控えており日本の中で代表的な公園開発の事例を視察しました。
特徴としては、
①公園一体型の商業施設・通称「RAYARD Hisaya-odori Park」は全35店舗のテナントの中で、名古屋初登場が22店舗、新業態が5店舗があります。
②芝生広場が広がるゾーン1とゾーン2、テラスのあるカフェや飲食店が並ぶゾーン3、「中部電力 MIRAI TOWER」やミズベヒロバがあるゾーン4という構成になっています。
③ 地上と地下の連続性向上、公園と沿道の一体化を進め、良好な樹木環境を整備、民間事業者による集客施設の導入を図る。これにより、魅力的な景観やにぎわいの創出のほか、災害時の避難場所としての防災機能強化、歩行者重視の「ヒューマンタッチ」なまちづくりを目指しているそうです。
https://mitsui-shopping-park.com/urban/hisaya/index.html


整備前の研究によると当時の市民ニースとしては、「のんびりすごせる空間:ベンチ、芝生等」72.4%、「美しい景色:花、並木等」67.9%が特に多く の回答を集め、「子供が快適に遊べる場所:遊具、トイレ等」42.8%とともに、日常の公園機能の向上 を期待する答えが上位 3 つを占めていたようです。
市民ニーズは受け身で公園のサービスを受けるだけでなく公園を活用してのイベント開催など主体的な活用にシフトをしていますので、より利便性の高い公園活用ができる手法や運用を研究します。
出典http://www.nup.or.jp/…/document/investigation/h24/108.pdf
