デジタルトランスフォーメーションには戦略と利用者視点が必要
【デジタルトランスフォーメーションには戦略と利用者視点が必要。】


盛岡市視察は連続です。
当市では「デジタルのチカラで、 市民の多様なライフスタイルに寄り添う、徹底的に便利な市役所の実現」と掲げ重点目標を3点置いています。
重点目標1 利用者視点に立った行政サービスの実現
重点目標2 行政事務のデジタル改革
重点目標3 デジタル化を支える基盤の確立
特に直近では、公民館でのリモート市役所窓口の実証実験を行うなど成果対面窓口よりも身近にできる 同じサービスが受けられる 対面よりも便利とし相談設置場所の検討、利用者数の数、プライバシーへの配慮など今後はブースを設置することを想定しているとのことでした。
行政でデジタルを進めるには
①首長のリーダーシップ
②行政組織の体制作り
③産官学の連携
④人材採用・獲得
などがあげられると思います。
自治体によって進め方は異なりますが渋谷区、戸田市、つくば市、福岡市、北見市など先進自治体を見てみると大方それぞれ独自戦略を行っていることが確認ができます。
盛岡市の②に関しては、デジタル推進事務局に部局横断的に部局の管理職である次長が事務局として所属していることがわかりました。盛岡市のデジタル人材の定義なども参考になり各種の仕掛けがわかりました。その中で、デジタルの推進部が各部署と同じ目線になって部署の課題を解決していく姿勢が確認できました。
ここは情報提供にとどまる小平市とは大きな違いでした。
また、盛岡市では③④に関しては
・専門家による助言を集約する
盛岡市デジタル化によるまちづくり推進戦略 アドバイザリーボードソフトバンク
ソフトバンク株式会社との「自治体DX推進」に関する連携協定の締結
DXを活用した市民サービスの利便性向上に関する事項
行政実務における業務改革及びその最適化に関する事項
安全・安心な暮らしの確保に関する事項
デジタル化を支える基盤構築に関する事項
デジタル化を推進するための人的支援に関する事項https://www.city.morioka.iwate.jp/…/1038855/1040780.html
コニカミノルタ株式会社と「行政事務の効率化及び生産性向上に関する連携協定」
業務プロセスの可視化による業務改善に向けた課題の抽出及び分析に関すること
分析結果等を踏まえた業務効率化に向けた方策の検討及び提案に関すること
https://www.city.morioka.iwate.jp/…/1038855/1038810.htm
などが確認できました。
市の職員さん方と議論が様々できてより理解が深まりました。
特にチャットgptは小平市の姿勢は良いものの先進的な自治体でも研究であり、小平市は見切り発車だったのではなかったか。
そして、市民サービス向上を重点事項の第一義におく姿勢が小平市にはないもので、、当然のことではありますがそれがなかなか実現でいないもどかしさを感じました。
盛岡市さんニ事業のご説明、ありがとうございました。
盛岡市行政デジタル・トランスフォーメーション推進計画https://www.city.morioka.iwate.jp/…/morioka_gyosei_dx…
情報セキュリティ対策に関する規程https://www.city.morioka.iwate.jp/…/034/546/siyousyo6.pdf