【学校現場の指導と校則を考える -子どもたちの命と人権を守るために-】

日本全国の地方議員が参加する、校則と児童生徒指導を考える地方議員連盟、子どもの事故予防地方議員連盟が、初めて共催でセミナーが開催。講師には、学校リスクの研究を行う、内田良先生(名古屋大学教授)を参議院議員会館にで開催でしたがオンラインで受講しました。校則と子どもの事故予防について先進的かつ凝縮された学びの機会となりました。
・統計がないどの事故で何人亡くなっているかを調査した。事故の状況は人はみたがらない。
柔道事故は4(2009)、7(2010)、3(2011)件あったが0件になった。向き合うことが大切。
・リスクについてリスクが大きいほど感動と一体感が大きい。転げ落ちた人の数も増えるが感動の涙でその存在は薄れていく・教育と教員教育は無限だが教員は有限である。そのくらい有限の基準にダウンサイズできるか持続可能モデルを考える必要がある。
・校則校則はこどものためという前提がある。広い意味での校則には賛同をしている。コロナ禍を経て校則は細かく厳しくなってきた。90年代攻撃性を力で抑制した
2000年代個別生を隅々まで抑制する
・校則は規則ではない大人しくなったのに何故厳しくなったのか校則は規則というよりは心構えの位置づけが多いものがある。(特徴)罰則規定も決まっていない・校則のあり方は校則裁判は負け続けている=強制していない掌にきまり規則が教員の裁量の中にある。だれが校則を決めるのか。ルールのあり方はどう決めるべきなのか
民主主義とは・・危うい状態である。・校則と地域とのつながり学校の外が関わっている。「15時 16時まで家に居なさい」ルール、家の過ごし方まで学校が縛る。学校が早く終わると学校に苦情をいうケースがありできた校則ができた。
・見た目見た目の校則は地域住民からの声がかなり影響している学校依存社会=教員の重労働につながる。司法、警察などの仕事をしている・・・